高校時代に憧れていたのは張儀。滔々と流れていたわが流儀。
特濃な人の群れ。針が戻ってまた訪れ。八年前のずれ。翻って気づきこそすれ。
アルカイックスマイルはつれない返事。明るい佇まいが唯一の矜持。
白天の聖地まで吹く恋の嵐。しおれかけの財布に吹く木枯らし。
進学ぐらいで変わらぬ日常での感情。阪急車内でたゆとう一定性小三娘。
傍目からしか見られぬ鴨川。早めに岸に座れぬものかは。
エエのんかほんまオッサンとして。選考過程をまじちゃんとして。
すてるかみとひろうかみ。ひとえのかみをつたうはわがみ。
としまのつきしま、はなれてちまちま。みずべおもいだすよるのしじま。
さかがみかくをくるわせる?まさか。やすさがりょうしんをくちくするのがさが。
みずからのこえがきこえぬしゅうだん。みずからのことにおぼれてかんだん。
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