しあわせでいっぱいとしわよせでいっぱいいっぱいのあいだには。
にべもなく前を塞ぐ濃霧。前途無き身に降る豪雨。
いづこともなくきえさるからす。きりさめさしづめすりがらす。
子供たちはぴちぴち、オトコたちもピチピチ。
ひとりでできるもん。ひとりみにてくもん。
きやくとうらはらつれづれききやく。きゃくになるときゃいつもとはぎゃく。
しにせにおりたぶんめいのりき。しれどてがでぬわがみのひりき。
つらつら眺める大手町。ツラから場違い大博打。
激辛in滋味。はなから遠い地味。
ワシワシいうのは鷲という慣わし。
掃き溜めで寝だめ。どどめ色のとどめ。
やり取りはすれ違い。かじ取りは入れ違い。
蕎麦の香薫るグランメゾン。線香くさいマ・メゾン。
ゆんゆん出るのは五反田。がんがん踏むのは地団駄。
金髪の烏飛び交うIWGP。きりもなくただ待ちわびて胃はピーピー。
とんとしていない午睡。ムリから起こすのは無粋。
50メートル三十分。これだけ降れば苦行は十分。

のばしのばしにしていたわけ。こだしこだしにこわすたわけ。
どこまでも関西。
西大路 左腕封じの お人よし 闇のまにまに 消え行く小路。

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